Tuesday, 24 July 2007

ポンペイ

遺跡第2弾です。あまりにも有名なポンペイです。エルコラーノと2つあわせると割引があるチケットを昨日、買ったのに・・・。ダーリンしっかりホテルへ置いてきた。気を取り直しチケットを買って入場。
入り口で地図をもらい、広げてみると。超広い。どこから、周ればいいのやら。
ご両親とも、入り口で別れ1時間半後に入り口で落ち合うことに・・・。(内心、ここまで来て1時間半?という不安が・・・。)
入り口から、少し急な坂を上がると見えてきました。遺跡が・・・。地図と照らし合わせながらまずは、一番奥の大劇場へ。ここは、今でも夏の夜はオペラやバレエが催されるそうです。そして、オデオン座。(写真上)この写真の中央に立ってる人は、韓国人のツアーガイドさん。私達がここに着たら、ドヤドヤと韓国人の団体さんが・・・。彼は色々と韓国語で説明していたようで、その途中に「オーソレミオ」と言ったところだけ、私の耳がキャッチ!
えっ?この人歌うのだろうか!!!!・・・と興味心身で見ていると、はい、帽子を脱いで素晴らしい声で歌い始めました。たぶん、オペラをここに習いに来ている人なんだと思う。ガイドをしている時は、本当に普通の感じ・・・だったのに、一瞬にして彼の出すオーラが違う!!!!感動してしまいました。
もちろん、私だけでなく周りの観光客全てが彼の歌声に聞き惚れていました。歌い終わった瞬間、拍手喝采。彼は、帽子を被りなおし照れ笑いをしながら、その場を団体客とともに後にしました。この劇場の音響システムも素晴らしい・・・というのもあるのでしょう。なんか、とても得した気持ちになりました。

さて、土器を作っている作業場もこんな感じで残っている。噴火で人々は、一瞬にして命を奪われてしまったけれど、物だけは、こんな風に残っているのは本当に不思議な感じでした。足早に出来る限り色々なところを見ているものの・・・。時間が足りない。

私も彼も、ちょっとご機嫌斜め。観光しながら「あと15分」とか時間を確認し、やっぱり時間が足りない・・という決断を下しご両親の待つ入り口へ1人で向かいました。(私は、もう疲れて一緒になんて行けなかった)。少しして、彼は戻ってきて「出口」から出て「入り口」へ向かおうと思ったら、一度出たら入れない・・・・との事で、要は彼のご両親には遅れることを伝えられなかったのです。そして、急遽、私達も見たい予定を変更して、一番見たかった秘儀荘という場所へ・・・。これが、一番端にあってその場所に行くまでに20分くらいかかった。
そして、その秘儀荘で見たものは・・・。「ポンペイの赤」と呼ばれる独特の赤茶けた色調のフレスコ画。現在の技術でもこの色を再現出来ないそうです。この場所も足早で見て、ご両親の元へ。そりゃぁ~。機嫌が悪いですよね。だって、1時間も遅れてるんですもの。まぁ、素直に遅れたことを謝り、ホテルへ戻りました。(でも、この後ややこしいことがあったのです。長くなるから・・・やめますが。1つだけいるのは、実際問題ここまで来て見たいところも半分しか見れず・・・という不満が残っているのは確かです。)

さて、2人でランチをしている時に午前中のことを話し合いちょっと熱くなってしまったのでこれはいけない・・と、数時間別行動をとりました。お互い、頑固だから頂点に足すと大変なことに。なので少し時間を置くと冷静になれるので良い。夕食は、ロンドンで会ったファブリッチョさんにお勧めのレストランをメールで教えてもらった。彼は、ナポリ出身。

おっと、その前にご両親と会って次の日の打ち合わせ。彼らは午前中だけ観光をして午後はお昼寝などをして優雅に過ごしたのです。で、どう考えても行動を一緒にするのが難しい。
ちなみに、明日は・・・。ポンペイへ私達はもう一度行くことに。(はい、彼らは驚いてました。)特にお母様にとっては、遺跡はただの石にしか見えないので、少し見れば十分。(わからないでもないが・・・)

お勧めのレストランはケーブルカーを乗り継いで40分くらい。彼のメールにはお父様がこのお店の常連である・・・。そして、お勧め料理が羅列してあるのでウェイターにそのままそのメールを見せました。その途端、彼は「おお、知ってるよ。彼はロンドンで働いてるんだよなぁ」とか、話が弾み直後に、「僕に任せなさい」と、メニューをさっさと取り上げられてしまいました。

出てきたものは・・。ピッツァドゥオモ(ゴールデンピザ)。シンプルにチーズ、トマト、バジル。やっぱり、本場のピッツァは違う!
あ、これ、1人2切れずつですよ。前菜です。






見てぇ~。この大きなモッツアレラチーズ。丸ごとドカーンと私達の前に・・・。味は、ファーマーズマーケットで買ったチーズと断然違う。美味しい・・というのは、わかる。でも二人で食べるのは無理。(泣)ウェーターのルチオは、最後の料理までモッツアレラを片付けなかった。レシートを見て判明したのですがこれは、6人前だった。(ファブちゃんのお勧めの中に入ってたので出してくれたみたい。)



次は、タコのサラダ。これが絶品。
これは、しっかり全部いただきました。タコ大好きなので・・・。
シーフードは新鮮であればそんなに調理をしなくても美味しい!まさにそんな一品でした。





そして、最後が・・・。ブイヤベースです。もう、魚貝盛りだくさん!!!
スープがおいしい!ムール貝、タコ、イカ、エビ、あさりなどなど・・・ありとあらゆるシーフードが。
大満足です。きっと、このお店だったら「ウニのパスタ」もあるに違いない・・と思ったのですが。もちろん、食べられません。デザートは・・・?と言われたけど、いつもは、デザートを食べるために、少なめにオーダーをするのに、今回はそんなチョイスもなく。デザートは断念しました。(泣)

そうそう、チップですがお会計をしておつりが戻ってきたとします。そこで、「サンキュー」とか言っちゃうと、おつりをすべてチップだと思っちゃうみたい。なので、気をつけてくださいね。お礼を言うときは、おつりをもらって、チップを渡した後に言うのがベスト。

さて、お店を出るとしっかりケーブルカーは終わってた。おなかもいっぱいだし、エネルギーを消費しないと・・・ということで、歩いて帰ってみました。思ったほど遠くなかったです。(本当、よく歩く私達です。)

追記:ウェターのルチオさんが、ファブちゃんにメッセージをしたい・・とのことで、何かイタリア語で書いてくれました。(うぅ、ファブちゃんに渡さなければ・・・)

Ciro a santa brigida
http://www.ciroasantabrigida.com/
Via S. Brigida 71/74
TEL: 39-081-552-4027




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