Friday, 23 May 2008

Tick

お食事前の方は食後に読むことをお勧めします。ちょっと、ゾッとするお話です。

先週末に川へ遊びにいき、そのときの話です。「Tick」という虫がいるんだよぉ~という話を聞きました。話によると、小さな虫で、蚊みたいに血を吸うらしいんです。でも、蚊みたいに殺せば終わり!って感じではないようなんです。
とにかく、その時には何も起こらずうちに帰ってきて普通に生活してたら・・・。突然、2日後にパートナーが脇の下に「ホクロ」みたいなのがあるのです。もちろん、毎晩、シャワーも浴びてましたよぉ。それでも、何かがしっかりとくっついているのです。
シャワーの後に、何か脇の下にあることをパートナーが確認し、突然、「これがtick」と言い出しました。何かと思い、ネットで調べたところ、「木ダニ」といわれていて、とっても賢い虫なんです。

まず、刺すところはよく吟味して腹部や脇の下、血管の多い場所を好むそうです。そして、その場所を見つけると、麻酔のようにその場所の感覚を無くしてから刺すらしく、人間はわからないそうです。
最初は、小さなホクロに見えたものが、2-3日するとぶら下がって大きくなるんです。それを見つけて、無理やり引っ張って取ろうとすると、皮膚内にダニの「頭部」が残ってしまうので、残らないようにピンセットを使って、消毒してゆっくりと取らないと、大変なことになるそうです。もし、頭部が残ってしまった場合は、外科手術。
また、取るときに虫を潰してしまったりすると、その液がボレリアバクテリタというもので、それが人間の体内に入ってしまい、初夏脳炎、ボレリア症、ライム病などになってしまうそうです。

とにかく、パートナーにその木ダニがくっついていたんですよぉ~。もう、本当、ホクロみたいで・・・。ダニの頭はしっかり、皮膚の中に入っている感じでした。消毒したピンセットでダニの頭の部分を掴み、ゆっくりと平行に持ち上げる感じで取りました。頭が皮膚の中に残ると大変ですからね。
取るまでに結構時間がかかりました。頭部が、かなり深く入っていたようで2,3センチ刺された場所から、平行に離しても、まだ何か繋がっているようでした。

無事に取り去り、机の上に置いてみるとまったく動かなかったのですが・・・。スタンドランプの暖かさを感じたのか、動き出したのですよ。もう、びっくり!空いた小さな瓶に入れて、翌日病院に電話をしてどうすればいいのか確認しました。

現在のところ、何の症状も現れてないのですが症状が現れるまで1週間くらいかかるそうなので、それまでは、そのダニは冷凍庫で保管。もし、症状が現れた場合は、ダニを持って検査をしてもらうようです。

チェコやオーストリアでは5月から10月に発生するそうですが、なんとここNCでも身近で起こるみたい。
芝生や草むらに潜んでるようです。パートナーは、会社でBBQがあり芝生で同僚がやっぱり、Tickを見つけたそうです。ねぇ~。身近でしょ!

本当、このTickはやっかいな吸血ダニなんです。とにかく、自然の中から戻ってきたら、丹念にTickを持ち帰ってきてないかチェックする
ことが大事なようです。

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