ピアノ

やっと念願のピアノと対面しました。（11月初旬にはうちに来てたんだけど、急遽帰国だったということもあり会えなかったのです。）まだ、疲れがあまりとれてないんだけど、ピアノは毎日欠かさず弾いている。思わず、子供の頃を思い出す。子供の頃は、弾きたくない日ももちろんあるんだけど、子供ながらにちゃんと毎日ピアノには向かっていたと思う。

大人になってからは、だいたい練習する曲は決まっているんだけど、今回は新たな曲も取り入れようと決心しYou tubeでどんな曲かを聴きながら、これなら弾けそうかも・・・と思う曲を選曲中。ま、毎日練習すれば、下手なりにも上達するでしょう・・・とかなり気長に設定。語学を勉強するのも一緒だけど、「継続は力なり」の世界です。
ふと考えると、キルトとかも同じ考え方でたぶん、私はこういうことが好きなんだと思う。人と争うのは苦手だけど、自分のペースでコツコツと・・というのが性に合ってるんだと思う。

実は、今回の帰国で母に言われて何十年ぶりかで私が習っていたピアノの先生宅へお邪魔しました。
先生は76歳くらいになってるんだけど、ベーゼンドルファーという超高級なグランドピアノが教室にあり「さすが」という感じ。現在では先生はほとんどリタイアしているようですが、それでも二人くらいどうしても習いたい・・・という生徒達（この生徒さんたちは20年くらい習ってるはず）がいるそうです。

私が習っていた時は生徒さんが60人くらいいて、本当に人気のあるお教室でした。何人もの生徒さんが音大を受験していたと思う。私？そんな才能はありませんでした。（笑）
音感教育を大事にするお教室で、ピアノを弾く前に先生が弾く和音にあわせて答えを言い、音符を書く･･ということを必ず行いました。おかげで、ほとんどの生徒さんは耳がすごく良かったと思う。

何十年経ってもピアノはすごく好きなようで、習わせてくれた母に感謝。途中でやめちゃう人はたくさんいたけど、なぜかやめたい・・・とは思わなかった。日本では、ピアノを手放さなければならなかったりしたけど、また今、こうやってピアノを毎日弾けるのはすごく幸せだなぁ～ってつくづく思います。
もちろん、ダーリンにも感謝。人に聞かせるまでにはまだまだですが。とにかく、今は時間が許す限り弾きたいと思ってます。