Friday 25 September 2009

プライベートレッスン


今週はちょっと色々とあって精神的にちょっと疲れたので週末はのんびりしようと思ってる。楽しかった事!それは、火曜日にプライベートレッスンで1時間日本語を教えた。教える前はすごく悩み、友達の知恵を借りたりしたんだけどね。私の日本語の先生の経験ではあまりインテンシブで教えた事がないので、余計に不安だった。

だって、言葉って長期じゃないと教えられないと思わない?そんな一夜漬けみたいな感じで話せる方がおかしいと私は思うのであります。とにかく、色々な簡単なフレーズとかを用意してレッスンに望んだんですが・・・。私の予想とは反して!????!、その生徒は超出来た。

まずは、彼女が名刺を手にしながら私にくれた。(それも、日本人に名刺を渡す方法で)そして、私も最初からもちろん、日本語で土のくらい彼女が出来るのかを探り始めたら、なんと彼女は12年間も日本に住んでた。それもフォトグラファーとして、結構活躍してたみたい。
彼女はアルメニア人でアラブ語を始め、フランス語、英語、日本語・・・とまぁ、言葉に長けている。アルメニア語と日本語は、発音が似ていて彼女にとっては簡単らしい。しかーーーーし、読み書きがまったくだめなんですぅ。ひらがなもたぶん、あんまり読めないんじゃないかと思う。もちろん、漢字なんてダメ。

でも、話す事、聞く事はずば抜けていて、テレビを見て特に、お笑い、落語が大好きなんだって。すごいよね。テレビって外国人にとっては、普通は苦痛でしかないんだけどね。だって、私達が教室で教えている日本語とテレビや私達が普段友達と話す言葉遣いは全く違うからね。そのギャップに普通外国人はやられてしまう。

でも、彼女はもちろん、最初はそういう事もあっただろうけど今は全くないみたい。16年ぶりに来日するらしいけど、言葉の劣りは全く見られなかった。一瞬、「何を私と勉強したいんだろう」と思ったほど。

「読み、書き」の部分ではかなり劣っているので実際のところ、レストランへ入ってもメニューが読めない。地図を見てもどこだか分からない・・・という不便さがある。
でも、ウェイトレスにメニューを読んでもらえば全て分かるのである。ので、その時にどういう風に言ったらいいだろうか・・・とか、そういう質問が出てくる。で、私が言う前に、それだけの会話力があるので、言わせてみると、言えるのである。意味も通じるし、ただほんの少し、こっちの言い方の方がいい・・・とか私はアドバイスする程度。彼女は、そんな私とのレッスンを気に入ってくれてとりあえず行くまでの1ヶ月間、週1で教えます。

それにしても、久しぶりにこんなに話せる生徒に会えて私は心が躍った。彼女の日本語は私のスペイン語よりも遥かに上を行ってます。頼もしいでしょう?あれだけ話せたら、きっと楽しいだろうな〜って思いました。さぁ、彼女とのレッスン楽しみたいと思います。

そうそう、初級のクラスで4人生徒がいたのですがすでに一人脱落しました。早すぎ!
まぁ、ちょっとお年を召した大学教授だったのですが「ひらがな」とたぶん、他の生徒とが出来るのに自分が出来ない・・・というもどかしさに、断念してしまったんだと思う。ま、仕方ないですね。

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